東北電力・ユアテックグループ 株式会社ユートス

ユートスの仕事

平坦地に比較し、山地や丘陵地が多くを占める日本の国土。限られた土地を有効利用するために、技術者たちは自然斜面を切り開き、広げてきました。

このように人工的に作られる斜面を「法面(のりめん)」と言い、その斜面が崩落しないように保護・整備するのが「法面保護工事」です。

私たちが行う「法面保護工事」には、大別して『法面の表面を植物やコンクリートなどで覆い、表層の浸食を防止する工法』と『鋼製杭やアンカーを法面に打ち込み、補強する工法』の2種類があります。

電力の安定供給を支え、国土と人々の生活や安全を守るためにも、法面保護工事は非常に重要です。

山中にある送電線鉄塔は、周囲が自然傾斜になっていることが多く、鉄塔が倒れないようにするためには一定の土砂で基礎部分を押さえ、安定させることが必要です。
また、鉄塔の巡視点検や工事車両のための車道の確保・整備についても同様で、長年培ってきた技術を活かし、安全で最適な提案・施工を行っています。
近年は環境保護の観点から、CO2削減や自然景観を保護する緑化工法の積極的な提案やリサイクル製品を使用することで、企業としての役割を果たしたいと考えています。